Ｂａｌｌｅｔ　Ｌｅｓｓｏｎ　Ｎｏｔｅ Ⅱ

火曜に引き続き、土曜の午前、午後と『やりなおし基礎』を行いました。 午前を初心者向け、午後を経験者向けとしたのですが、実際の内容はほぼ同じ、 アンデオールとプリエを重点的に。 床上でのエクササイズ。仰向けで1番プリエをすると、ある程度の股関節の可動域が出ます。が、立位になった途端可動域が狭まってしまう人が多数。 原因の一つに、足裏の弱さが挙がります。足裏で正しく床が踏めていない状態です。 特に外側（小指側）が上手く使えていないと、土踏まずから足首、股関節にまで影響します。 不安定な足元によって、股関節の可動域が狭くなる方に働いてしまいます。 午後の時間では、小指側＝外アーチを作る練習を加えました。 特別なエクササイズではなく、普段のバーレッスン自体が外アーチを鍛えるエクササイズです。その中でも分かりやすく、クッペ～アチチュードを。予想通り「うわ～攣るー！」の声がちらほら。 攣るのを乗り越えると(笑)アンデオールがしやすくなり、ポジションで立つのが楽になります。 追記. 外アーチだけを鍛えたところで、体幹が使えなければ結局立位が不安定になります。 9月は体幹トレ強化月間しますよー

その名の通り、基礎をやりなおすレッスンです。 今回は プリエのアライメントを主に、フロア、バーでのワークを行いました。 "人の足の引っ張り合い”シリーズ（第2弾？3弾？）は、ゴムバンドを使用。   立位・1番ポジションで滑らかなプリエの図解（‥になってるのか?） 1番ポジション、膝にゴムバンドを掛けて、プリエの膝の屈曲方向に引っ張り関節のスペースを作ります。 プリエをする人は、ゴムバンドの引っ張る力を借りて、上体を上へ伸ばしていきます。 関節のスペースは膝だけでなく、股関節、足首、脊柱などなど体中の関節です。 この感覚をインプットして、レッスン全般で使いたいです。 ツールを使う難点として、膝にゴムバンドを引っ掛けているからといって、膝の一点に囚われがちになりますが、何のためにツールを使っているかということを頭に入れておくと、あらぬ方向へ引っ張るということは無くなります。 また、サポートをする人の姿勢一つで力の方向が丸っと変わり、プリエの質も変化します。 比較実験してみると、思わずシャキーンと背筋を伸ばさずにいられなくなりますヨ。 初心者さんがほとんど居なかったので、ややマニアックになりましたが、 土曜はノーマルに行います(笑)